エントリーフォーミュラの“新たな世界基準”。それがFIA-F4世界自動車連盟(FIA)が新たなエントリーフォーミュラカテゴリーとして提唱、2014年に先陣を切って始まったイタリアシ リーズを皮切りに、各国で産声をあげ始めたFIA-F4シリーズ。次世代のモータースポーツを背負う若いドライバーたちが腕を競い合い、切磋琢磨するこの FIA-F4が、いよいよこの日本でも2015年から産声を上げることとなった。 若手ドライバーの育成を目的に「第4のフォーミュラカテゴリー」として創設された「FIA-F4」。その使用マシンはFIAが定める車両規則に則 り、F3に准じた高い性能を誇るものとなっているが、当該規則に則っていれば各シリーズごとにワンメイク車両を構成するシャシー、エンジンなどを選択出来 るのが特色のひとつだ。 日本のFIA-F4選手権ではシャシーは童夢製「F110」、エンジンはトムス製「TZR42」、ギヤボックスは戸田レーシン グ製「6速シーケンシャル・パドルシフト」、さらにタイヤはダンロップ製など、国内企業の製品を採用。参戦コストを抑えつつも、高い次元でのイコールコン ディションとクオリティーで、若手ドライバーたちの技術と経験値の向上をバックアップする。 |
□テスト使用車両 |
|